ナッツ北原㊙ダイアリー

恵方巻を味わって食べたことがない。

清潔感のあるブサイク 清潔感のないイケメン

 これから会う人たちに自分の学生生活について尋ねられたら、どう答えればいいんだろう。大学は推薦で入って惰性でなんとなく卒業してノープランで生きてきましたという答えでは、ダメかな。世の中には受験で入った大学の学費をアルバイトで賄う学生も多いから、そういう人たちには頭が上がらないな。でも高校はちゃんと試験で入りましたと言って許しを請うことはできるかも。でも高校の受験勉強もちゃんと身に入ってなかったから基礎的な問題もろくに解けなかったけどね。地球の直径を答える問題がわからなくて、以下の解法で答えを導いたよ。まず、日本列島の横浜から実家の仙台(400㎞)を指で測って、その長さを並べていくつあるかを見るという方法。昔マクドナルドのCMでドナルドが自分の靴の大きさをハンバーガー4個分で例えていたけど、それと全く同じだね。英国社の3科目だったからたまたま高校受験には受かることができたけど、もし受験に落ちていたらどうしていただろうか。まともに受験勉強なんてできるようなタイプでもないから、浪人していたのかな。自分の運命がどう変わっていたかを想像すると恐ろしい気分になるね。

 来年卒業する、自分の通っている大学も1度どうしても辞めたくなりたくなった出来事があったんだ。私の大学は体育が必修に入っていて、後期で落としてしまったんだ。2回欠席して崖っぷちに立っていた私は担当教員の甘い言葉に騙されて単位を取れると過信していた。しかし、最後の最後の授業で私は担当教員に落単宣告を喰らい失意のままロッカールームに帰り、1人でめちゃくちゃ喚いた。ハリウッドザコシショウ主催の喚きー1グランプリで2冠を取った野沢ダイブ禁止ばりに叫んだ。そしたら、人が来た。喚くと人が来る。どうやら体育棟にいた2人の職員はロッカールームで喧嘩が発生したと勘違いしていて、1人だけで喚く私の姿を見て安心していた。落ち着きを取り戻した私は、トボトボ歩きながら学部棟へと帰っていった。あれは悲しかった。