ナッツ北原㊙ダイアリー

恵方巻を味わって食べたことがない。

最近の趣味

 TwitchというAmazon傘下の動画配信サイトがある。主にビデオゲームの配信がメインで、それ以外にも雑談だったり音楽チャンネルもある。日本人の配信はあるにはあるが、Youtube live や Openrec と比べると少ないかもしれない。しかし、アメリカ人の配信やその他ヨーロッパなどの国の配信を見ることができる。日本の昼間頃にアメリカではゴールデンタイムが訪れるため、日中暇なときにアメリカの面白い配信をみることもできる。しかし、自分は最近あえて人気のある配信を避け、お気に入りのゲームタグで視聴者のほとんどいない配信を覗いてみることが多い。どのくらい少ないかと言うと、5人~10人程度である。そういう配信を見ているとつくづく世の中にはいろんな人がいると実感する。孤独を味わっているのは自分だけではないことがわかる。ゲームが好きなアメリカ人の大体はアニメも好きだったりする。ずっと前に見て印象的だったのは、知らないどっかのインド人が趣味でやってるような配信だ。タミル文字で書かれたベルセルクを音読していた。漫画の音読をするというのはどういうことだろうか。漫画のミラー配信はTwitchの規約に違反していないのだろうか、疑問が絶えない。インドは多民族国家な上に識字率も低い。だからタミル文字を読むのが難しい人のために音読が必要になるということだろうか。どうしてタミル文字とわかったかというと、私がその配信でこの漫画のタイトルは何?と英語で聞いたときに、saram oppai(おっぱい汁)と視聴者から返信かえってきたからだ。それをグーグル翻訳にかけたらタミル語であることが判明した。(saramはエキスと翻訳された)真面目に質問に答えてほしい。そんな露骨なタイトルの漫画があるわけないだろ?ふたりエッチが限界点なんだよ馬鹿にしやがって。その人は、別の日にはPUBG mobile を友達と遊んでいた。どうやらインドや中東地域ではPUBG mobile の人気が高いようだ。私がタイ王国でアラブコミュニティのレストランに立ち寄った時は、ニカブを着たアラビア人の女性2人組がPUBG mobile で遊んでいた。そのときは何やら銃声のような音が小さく後ろから聞こえたため、てっきり映画でも見ているのかと思っていた。次に彼女らは横持ちしたスマートフォンに話しかけ始めた。異教徒の私があまりそちらへ目線を送るのは憚られるので、帰り際にこっそりと見たら何をしているかわかった。彼女らは男とボイスチャットを通じて楽しくゲームを遊んでいたのだ。中東地域の人を知らない自分にとってこの光景は意外で、印象に残った。アラブ首長国連邦においてもビデオゲームは女性に人気が高いというネット記事を見たこともある。どうやらムハンマドが聖書でビデオゲームを禁じなかったことが1番の理由だそうだ。戒律の厳しいイスラム教の国ではゲームに救われている女性も多いのかもしれない。ゲーム事情は地域や文化、宗教によっても大きく異なることがわかった。