ぎゃーっ人殺し!!←こんなこと言えるか

ナッツ北原です。自分の部屋が独房のように思えてしかたがないんです。こんな場所でいつまでも過ごしていると、昔のナッツかしい日々を思い出します。いまの実家の車は水色のプリウスですが、昔は灰色のサイみたいな車に乗って家族でドライブに行くことがしょっちゅうありました。車内でビートルズを聴き、チャイルドシートに乗っていた幼稚園児の自分の姿が思い浮かびます。当時はHDDはまだなく、CDをわざわざカーステレオに出し入れしなくてはならなかったのです。しかし、その出し入れの仕方が一癖あった。当時聴いていたのはビートルズの赤と青の総集編、いわゆるバイブルと呼ばれるやつですね。

長髪に馴染みがなかったから、赤と青は別の人物が写っていると本気で思っていた。

これの出し入れをするときに当時の自分は、まずディスクをチャイルドシートの上に裏返しておき、そして替えのディスクをCDケースから出して（もちろん人差し指を穴に突っ込んで）トレイに入れたあと、シートの上のディスクをしまうというやり方だった。リンゴの絵が描かれたディスクを食べなかったのは偉いと思う。でも、なんで最初にディスクをしまわないんだろうか。子供は好奇心旺盛で先に進むことばかり考えてしまうからでしょうね。WiiとかPS2のディスクがパッケージと一致しなくなる現象と同じことが起きていたんだと気づいたよ。こういうあるあるネタをちゃんと集めてこう。そんであとから見返して懐かしもう。そして気づいたら老害と呼ばれるよ。君はある日自分の疑いようのない価値観を下の世代に否定され、「害」と見なされるそんな仕打ちへの覚悟ができているのかい？相当つらいと思うよ。
　さて、そんなわけで車内で（後の）薬物中毒者の音楽を聴いていた私のお気に入りは「She loves you」だった。　中学生でもなかなか聞き取れないよね。「しょっちゅうイエーイイエーイイエ」なんか知らんけど愉快だなぁっていう印象を抱いていたよ。あとは、「Lucy in the Sky with Diamonds」　冒頭のオルガンの音が好きでした。LSDの文字を取っていると知ったのは、大学生になってから。